心豊かに、住みたい・住み続けたいと思える依那古を
次世代へ、未来へつながるまちづくりを進めています。
このたびは、依那古地区住民自治協議会のサイトへお越しいただき、誠にありがとうございます。このホームページを通して依那古地区のいろいろな情報を発信していきたいと思っています。
依那古地域は、「三重県有形文化財」の指定を受けている荘厳華麗な本殿を持つ猪田神社、藤原様式の古仏(阿弥陀石仏)を伝える長隆寺、紀貫之、西行法師、後鳥羽院など多くの歌人に詠まれた垂園森などがあり、歴史と文化の薫る地域です。
地域の真ん中を木津川が流れ、その流れに沿ったように、伊賀鉄道と国道422号線が走っており、稲作が地場産業で、都会ではないのですが、全くの田舎でもありません。
そのような地域で今は元気が溢れるまちですが、今後はどうなるのかと心配されます。少子高齢化社会へと進んでいく中、防災、防犯、福祉、教育、環境などの分野では、地域に期待される役割が増えつつある一方、高齢化に伴う役員の担い手不足などが懸念され、地域内の活動体の連携や共同、活動の見直し、新な担い手の発掘などが喫緊の課題となってくると考えています。世の中が変わっていくなか、地域の人々が求めるサービス(要望)は益々膨らんでいきますが、気が付けば人と人のつながりが薄れ、空き家・空地が増えている状況になっているのではないかと危惧しています。
このような事態に対処するため、依那古地域のまちづくり計画を17年ぶりに刷新し、将来に備えてコミュニテイバスの計画等も作成しようとしています。地区市民センターを中心にアフターコロナを見据え、未来に備えて準備を怠らない地域であると自負しています。
このホームページは、こういった依那古地区の魅力を発信するとともに、課題解決に向けた取り組みなども紹介し、依那古地区の皆様はもちろん、全国の方々が依那古地区の情報に目を留めていただくことを願って作成しています。皆様からのご指導、ご鞭撻をお願いいたします。
依那古地区住民自治協議会
2022年度 会長 西堀 薫
(1)沿革
平成の市町村合併に関連して進められた伊賀市の合併(平成16年、上野市・伊賀町・島が原村・阿山町・大山田村の6市町村が合併)の際に制定された「伊賀市自治基本条例」に基づいて平成17年に当地区・9地区(依那具・城ケ丘・市部・沖・才良・下郡・下郡南・上郡・森寺)の自治会が関わる「依那古地区住民自治協議会」が発足しました。
「教育・文化」「健康・スポーツ」「産業振興」「環境・安全」「福祉・厚生」などの課題解決を目的に地域での取組が進めています。
(2)組織
依那古地区住民自治協議会では、各自治会の区長を幹事として幹事会を運営し、「教育交流部会」「健康スポーツ部会」「産業安全部会」「地域部会」の4つの部会を組織して、地域の中の各種団体の皆さんと共に、依那古地区のまちづくりを推進しています。